|
セガが「ドリームライブラリ」を発表しました。ドリームキャストを使ってメガドライブとPCエンジンのソフトをダウンロードして遊ぶことができるというものです。 私は昔からセガに対してこういうイメージを持っています。 「先行して良いものを出そうとしてるけど、詰めが甘い」 メガドライブにしても、16bitマシンを前面に出しながらマークIII上位互換という曖昧な仕様(同じ上位互換でもPS2はチップでPS自体の性能を持っているので足かせにならない)、パッドが異様にでかい、音がしょぼい、メガドラ2ではメガアダプタが使えない(私は分解して使ってましたが)などなど、詰めが甘いのです。メガCDにしてもフロントローディング形式のためか高額でしたし、モデムを使ったゲーム図書館システムも中途半端に終わってます。 で、またしてもゲーム図書館が復活します。今回は「ドリームライブラリ」と名前を変えて「インターネット経由配信世界初」とかほざいてますが、同じような事昔やってたじゃん。 さて、お値段の方ですが、1泊2日で150円と私は高いと感じます。RPGについてはもっと安くなるようですが、やりたいゲームを(中古で)買ってきてメガドライブやPCエンジンで遊んだ方がまだマシと思える設定です。 システムについてですが、電源を切るとゲーム内容が消えてしまうという最悪なシステムです。そのため、いちいちダウンロードし直さなくてはいけません。それが面倒だという場合は、1泊2日の範囲内は電源を切らないという手段になってしまいます。となると、電気代がかかりますね。1台22ワットでも数万台動けば結構な電力になりますわな。で、ダウンロードし直すとなると、だいたい当時のゲームは512KBくらいだから、それだけで済むのなら336モデム最高速で2〜3分。なんとか電話代10円ゾーンですが、その他の作業が入るので5分くらいはかかるでしょう。全然手軽じゃないですね。 ゲームデータのセーブ方法。メガドライブはビジュアルメモリに保存できるから良いとして、「Huカードのゲームはパスワード方式なので今回もパスワード」というセガのアナウンスには納得できません。PCエンジンには「天の声」という外付けバックアップシステムがあったはずです。これをどう説明してくれるんでしょうか。パスワード方式のゲームしか出さない気なんでしょうか。 何にしても、今回のシステムは中途半端としか言いようがありません。金額設定にしても、レンタル方式と購入形式を用意してほしかったし、ダウンロード後もビジュアルメモリに保存できるとか、GD-ROMでソフト販売してレジストをWEBでやるとか、もっともっと考えられる要素はあったはずです。おそらく今回のシステムは将来ゲーム配信をするためのテストを兼ねているんでしょうが。 今後はCATV対応やビジュアルメモリの増量とかも計画されているようですが、ユーザーを大切にしない、ユーザーの立場に立てない企業はユーザーから信頼を得ることは難しいのではないでしょうか。 どちらにせよ、私はこのシステムの恩恵は受けられません。PHSしか持ってないもん。 |