今回は「ドラえもん最終回」をはじめとした模倣がどこまで許されるのか、という話題です。
これまたwikiが詳しいので参考にしてください。ドラえもん最終回田嶋安恵という方が作成された同人誌で、異例の1万5千部を売ったというのは聞いた事があると思います。 私はコロコロコミックや小学X年生を愛読していた(特に高学年から投稿もしていた)こともあり、ドラえもんというマンガは読んでいたし、アニメも見てました。 その「最終回」ということで、20代後半や30代の方はとびついたんじゃないでしょうか。私自身は、この最終回を見た事はありませんが、読んでみたい気がします。同人誌世の中には、特定の作家や作品などに強い共感を覚えたりして、真似する人がいます。 というか、たいていそういう経験があるのではないでしょうか。 例えば、私は昔、ソニックザヘッジホッグのソニックをよく描いたりしてました。そういうのも「真似」になりますね。 それに独自性を加えて作ったのが「同人誌」だと思うのですが、まぁ様々な作品があります。 秋葉原には同人誌を扱っているお店がたくさんあるようですし、うちの近所にも、同人誌コーナー(18禁ですが・・・)があるお店があります。音楽音楽を真似する事もよくありますよね。特に学校では、吹奏楽部でポップスやオーケストラなどを演奏したり、公演すると思います。 自宅にピアノがあったりすれば、楽譜を買ってきて練習したりするのではないでしょうか。昔(15年くらい前)は、草の根ネット(BBS)と呼ばれる電話回線を使ったシステムが数多く存在しました。特に「ゆいネット」というBBSは、音楽系のMIDIデータなどが数多くアップされ、歌謡曲のデータも多くありました。 しかし、そのころはカラオケもブームになりつつあり、その原点はMIDIデータだったわけです。で、おそらくJASRACだと思いますが、歌謡曲などのデータを勝手にアップされるのはマズい、と思ったのでしょう。 急激に警告を発生させたようで、「コピー曲」は淘汰されていきました。インターネットブームにもなり、広義でBBSだったニフティサーブやPC-VANも消えていったのはご存知のとおりです。 私の音楽人生を変えたソフトに「FPD」というソフトがあります。当時ソフトウェアシンセサイザと呼ばれ、ディスク消去事件で姿を消した(わけではないですが)WinGrooveと2強を演じた事があります。 結果的には、MIDIドライバの役割をするWinGrooveが数を伸ばしたようですが、FPDには「自分で音をサンプリングできる」という特長を持っており、今でも私は消えて欲しくないと思っているソフトです。 ただし、その存在を支えていたものは、どちらのソフトも「コピー曲」でした。私のディスクの中には、主にファミコンのディスクシステムのコピー曲が今でも存在しています。ファミコン時代、特にディスクシステムにはFM音源が搭載されていた事もあり、優れた名曲が数多くあります。 ![]() 著作権著作権とは、gooで調べると「著作者が自己の著作物の複製・発刊・翻訳・興行・上映・放送などに関し,独占的に支配し利益をうける排他的な権利。著作権法によって保護される無体財産権の一種。原則として著作者の死後 50 年間存続する。」という事だそうです。 日本国内においては、著作権は放棄できないとどこかで見た気がします。まぁ、自分で作ったもの、特に時間をかけて愛情を注いだ作品を勝手に模倣されたら、誰も良い気持ちはしないですよね。 ただ、逆に「模倣してほしい」「模倣しても全然構わない」という時もあるのが事実だし、同人誌のようにファンを増やしてくれるような活動で”著作権を侵害”するのは目をつぶっているのが世の中の現状です。 この境界が非常に難しく、最初に話をした「ドラえもん最終回」は、この境界を越えてしまった、という事になります。その根拠は「あまりにも絵が似すぎており、多く売り上げた」事だそうで、じゃあ売れなかったら良かったのか、という非常に曖昧になっているのが実情です。 ちなみに、「自分で作って自分で楽しむ」のは著作権の侵害にはなりません。でもなぁ、作ったら人に見てもらいたいって気持ちになるのは当然ですからねぇ。 著作権を侵害しないためには著作権を侵害しないために一番良い方法は、「著作権者に許可を得る」という事になります。 音楽はJASRACに許可を届出(お金も必要でしょうけど)すれば良い話だし、「ドラえもん」は・・・どこになるんでしょうね。小学館かな。 でもね、こういう大きなところはたいていは断られますよ。私も以前に任天堂に許可を得ようとした事がありますが、「ダメ」って断られましたから。 だからね、「掲載した者勝ち」みたいなところはありますよ。もちろん、「あまりにも人目につくと」警告くらったりするみたいですが、こっそり公開している人はたくさんいますからね。 だから、「目をつぶる」のと「警告する」境界が曖昧なのは非常に問題があるわけです。当然、著作者も模倣されて嬉しいときと嬉しくないときがあるわけで、そのあたりのルール作りをしないと、今後も同じ事は繰り返されますね。 模倣自体は悪い事ではなく、そこから新しいものが得られて自分の作品が誕生する事も多々あるわけで、「作ったものを公開したい」という欲求をどこまで制御できるのか、作った本人側も作られた著作権者側も、ルールが必要って事でしょうね。 |