長寿命構造のページでも紹介しましたが、基本的にバックライトの寿命が液晶TVの寿命となりますが、バックライトを交換するだけで使い続けられます。 バックライトは、その輝度が50%になった時点を寿命としており、およそ5〜6万時間(つけっぱなしでも6〜7年)の使用が可能です。 もちろん、メイン基板が壊れた場合などは、この限りではありません。プラズマはおよそ3〜6万時間程度ですが、パナソニックのVIERAは10万時間だそうです。ただし、プラズマは各RGBの劣化が別々なのと、パネル自体を取り替えないと使えないので、実質はそれよりも前に買い替えになるかと思います。 低消費電力、軽量、薄型ブラウン管やPDPと比べて消費電力が少ない事もメリットとしてありますが、最近では液晶以外のフラットディスプレイも頑張っており、あまり差がなくなりつつあるのが現状です。 また、液晶の特性上、明るくしようと思うと消費電力が上がるというジレンマがあります。重さは、ブラウン管は論外として、プラズマと液晶はかなり軽量と言えるでしょう。 奥行きですが、液晶は大型の場合バックライトが大きくなり、周辺回路も内蔵されることから、プラズマと比較した場合はあまり差はありません。 バックライトが必要なければ、超薄型にできるんでしょうけど・・・。日立、シャープから超薄型の液晶TVが登場しています(どちらもチューナは別筐体)。今後はLEDも採用されていくと思いますが、まだまだ高価です。
目にやさしい液晶は「目にやさしい」と言われていますが、これは2つの点からだと思われます。1つ目は、外光の映り込みが少ない点。ブラウン管やPDPなどで蛍光灯の光が映り込んだりする事がありますが、液晶はこれが少ないものが多い(ノングレア)。ただ、三菱のようにわざとテカらせて(グレア)艶感を演出しているものもあります。PC用ではグレアが流行しつつありますが、何か作ったような絵なのと黒い時に自分の顔を見ることになるので私はあまり好きではありません。 2つ目は、常時画像を表示していること。ブラウン管などの自発光ディスプレイの場合、常に発光しているわけではないので、ちらついたりしますが、 液晶の場合は前の画像を常に表示している事になるので、ちらつきが発生しません。ただし、前の画像から新しい画像に書き換える間の液晶の動きがネックとなり、残像っぽくなるという欠点に繋がっています。 ちなみに、最適な視聴距離は、画面の高さの3倍です。37V型で約1.4mです。ブラウン管は画面の高さの5〜7倍です。 割れやすい液晶のデメリットとしては、「割れやすい」という事があると思います。 そもそも0.xミリというガラス基板ではさまれているだけなので当然なんですが、小さい子供がいる場合は注意が必要です。点欠陥、線欠陥微細な構成のため、製造上の理由によりどうしても欠陥が発生しやすくなります。 製造はクリーンルームで行われていますが、タバコの煙も厳禁で、東京ドームに米粒一つ分のホコリがある程度のクリーンさだそうです。例えば、数ミクロンの埃が付着しただけで、正常に画素が製造できなくなり、点欠陥あるいは線欠陥などとして表面化します。 よくあるのは、「なんか常に赤く光る点があるんだけど・・・」とか「縦に1本緑の線が入ってるんだけど・・・」というものです。 せっかく高価な買い物をしたのに欠陥があるのは嫌ですが、「当たりハズレ」として我慢するしかないのが現状です。 おおよそ0.01%程度の欠陥は許容範囲とされています。これは、フルハイビジョン(1920×1080)にあてはめると、200箇所程度は欠陥があっても良いという事になります。 まぁそんなに欠陥のある商品を出荷するメーカーは無いと思いますが。 ちなみに、この欠陥を隠す技術も向上しており、常に光る「輝点」ではなく、常に消灯の「黒点」にしたりして、なるべく人間の目に分からないようにしています。 |